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「春の雪」 

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「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督が三島由紀夫の名作を描きます。
大正初期の華族社会のなかで、愛し合いながらも運命に引き裂かれる男女の「禁断の愛」の物語なのです。
怖いくらい純粋です。
建物や調度品、衣装、街並みにいたるまで、大正ロマンの華麗さと退廃が漂っています。

前半の馬車の中での「聡子」(竹内結子)と「清顕」(妻夫木聡)のキスシーン。
二人の気持ちが熱く溶け合う中で、窓の外には雪景色の朝の街並みがゆっくりと流れていく…。
映像が凝ってます。静寂は背徳を暗示させます。
ドッキリです。

竹内結子さん、好演ですね。
ただし、今回は幽霊ではありません(笑)
華族の子女らしい気品さと美しさを持ちながら、許されぬ恋にのめりこんでいく熱情の女「聡子」
ファンの人なら情事の場面での結子さんの表情に目が釘付けでしょうね。
でも、肌は見せません、控えめです(笑)
確か、撮影中に妊娠していることが分かったのですよね。
やっぱり体当たり演技は難しかったかも。

妻夫木聡さん、ステキでした。
「聡子」が好きなのに、気持ちとは裏腹に突っ張ってしまう「清顕」
強さと弱さを合いもった難しい役どころだけどアンバランスな心の動きを上手に演じていたと思います。

で、なんといっても、圧巻は脇役のおばさま方お3人。

岸田今日子(清顕の祖母)
若尾文子(親戚にあたる尼寺の門跡)
大楠道代(聡子の実家綾倉家侍女・蓼科)

セリフの間合いに、醸しだす空気に、グイグイ引き込まれます。さすがというか貫禄です。
主役の二人を圧倒してましたね。
特に蓼科役の大楠道代さん。心ならずも二人の逢引を手伝う羽目になってしまうのですが、綾倉家を守るための執念は鬼気迫ります。
彼女は助演女優賞をとるのじゃないでしょうか。

いい映画だったと思うのですが、「禁断の愛」って、落ちていく果てに何かが見えないと(…聡子なりの幸せ感とか希望とか)あまりに辛すぎますよね。
最後にもう少し彼女の今の気持ちを描いてくれると、共感度が上がったのになぁ(笑)

「春の雪」オフィシャルサイトはコチラ

「春の雪」特集(yahooムービー)はコチラ

ふみ
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